マクロメディア
ぽるたニューズフラッシュ  

「燃(も)える氷」の正体は?

 目の前で燃(も)える氷にビックリ! どうして燃(も)えるの? これは何なの? 「?」を解明(かいめい)すべく突撃(とつげき)だ〜!


▲氷そっくりの「メタンハイドレート」。火をつけると……。 パチパチ音をたてて、燃(も)えはじめたよ!
「メタンハイドレート」
 燃える氷、なんともフシギなこの氷の正体は「メタンハイドレート」という物質(ぶっしつ)。
 触(さ)わると冷(つめ)たくて、氷そっくりな「メタンハイドレート」だけど、石油や石炭(せきたん)にかわる次のエネルギーとして、今、世界中(せかいじゅう)が注目(ちゅうもく)しているんだ。


▲メタンハイドレートの構造(こうぞう)をあらわす模型(もけい)。 中央の黒と白のビーズが「メタン」、外がわの赤と白のビーズが「水」をあわらすよ。
どうして燃(も)えるの?
 メタンハイドレートは、水の分子(ぶんし)[物質(ぶっしつ)を作り出す小さな粒(つぶ)]のかごの中に、メタンガスがとじこめられたもの。メタンは、天然(てんねん)ガスのおもな成分(せいぶん)。みんなのお家で料理(りょうり)に使(つか)うガスにも、メタンやメタンの仲間(なかま)のガスが含(ふく)まれているんだ。
 燃(も)えていたのは、氷ではなくて、中にふくまれた「メタン」だったというわけ。

どこにあるの?
 メタンハイドレートは、深(ふか)い海の中や南極(なんきょく)・北極(ほっきょく)など、寒(さむ)いところのこおった地層(ちそう)の下の、温度(おんど)がひくく、圧力(あつりょく)が高いところに存在(そんざい)できる物質(ぶっしつ)。  日本のまわりの海には、国内で使(つか)われる天然(てんねん)ガスの、およそ100年分のメタンハイドレートがあると言われているんだ。


▲メタンハイドレートのある場所(ばしょ)をコンピュータで見せてもらったよ!

次世代(じせだい)エネルギー
 たくさんあるってわかっているメタンハイドレート。だけど、すぐにエネルギーとして使(つか)えるわけではないんだ。
 海の底(そこ)から取り出すのは、とても大変(たいへん)だし、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)など、環境(かんきょう)に悪(わる)い影響(えいきょう)をあたえるかもしれない、という心配(しんぱい)もある。
 だから、石油公団(せきゆこうだん)の人たちは、いろいろな調査(ちょうさ)と研究(けんきゅう)を行って、エネルギーとしてつかえるように努力(どりょく)しているんだ。


 開発(かいはつ)が終わって、メタンハイドレートをエネルギーとして使(つか)えるようになるのは、ちょうどみんなが大人になるころと言われているよ。
 キミたちひとりひとりが関心(かんしん)をもって、メタンハイドレート研究(けんきゅう)を応援(おうえん)しなくちゃね!